談話室8月

『シリーズ・心に残る言葉②「ニーバーの祈り」』

皆様こんにちは!今回はラインホルト・ニーバーの祈りを紹介します。

「神よ、変えられないものを受け入れる心の平穏さと 変えられるものを変える勇気と 両者を見極める叡智を我に与えたまえ」」

(O God, Give us serenity to accept what cannot be changed, Courage to change what should be changed, and Wisdom to distinguish the one from the other.)

アメリカの神学者 ラインホルト・ニーバーがマサチューセッツ州西部の山村の教会で1943年に説教した時の祈りの言葉と言われています。

なんと、心を軽くしてくれる言葉でしょう。

いつまでも悩みが続くとき、変えられない「過去」や「他者」を変えようともがいている私がいます。人間ですから、過去の事を思い悩んだり、他者への期待が大きすぎる事もあるでしょう。しかし、変わらないことを受入れ、自分にできることに全力を尽くすことで悩みが消えていきます。

そして「勇気」というワードに震えます。この言葉に出会ってから勇者とは変化を受け入れる人で、決して一途な頑固おやじではいけないと自分を戒めています。

この言葉は仕事にも活きます。変えてはいけない薬剤師の仕事と、変えなければいけない仕事があります。その違いを見極める叡智が欲しいです。      〔I〕

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